1986-11-06 第107回国会 衆議院 予算委員会 第5号
○大久保会計検査院長 今後のことについてお尋ねでございますが、海外経済協力基金及び国際協力事業団、JICAの検査を行う際に検査いたしたいと存じております。
○大久保会計検査院長 今後のことについてお尋ねでございますが、海外経済協力基金及び国際協力事業団、JICAの検査を行う際に検査いたしたいと存じております。
○大久保会計検査院長 お答えいたします。 フィリピンに対する借款にかかわる疑惑につきましては、六月と九月に海外経済協力基金本部の会計実地検査を実施いたしました。その中には、ただいま御指摘の中央開発に絡むプロジェクトは入っていないと承知しております。
○大久保会計検査院長 お答えいたします。 先生の御質問でございますが、海外援助に対する検査の体制といたしましては、もう既に御承知かと思いますが、これまで第一局におきまして外務省、経済企画庁、国際協力事業団を分担させ、また第五局におきましては海外経済協力基金を担当させて検査をしてまいりました。今般、対フィリピン援助を初め、種々の海外援助にかかわる指摘がございまして、このような問題を処理する場合、やはり
○会計検査院長(大久保孟君) 当時大蔵大臣がそう申されたと思いますが、我々としては先ほど申しましたとおり、藤森通達が出てからはさっきお話ししたとおりの実情でございますが、会計検査院といたしましては将来にわたって協力を得られるのではないかというふうには存じておりますが、万一協力が得られない場合にはその時点で我々は考えていきたいと。その点では大蔵大臣とは意見が違うかもわかりませんが、私はそう考えております
○会計検査院長(大久保孟君) たびたび佐藤委員からの御質問でございますが、我々は改正案要綱を出したときと立場は変わっておりません。ただ、現実には藤森通達等が出まして、その範囲で我々が検査を実行しておる際に、今までのところ特別な支障がないと。しかしながら、あくまで法律上の権限とそれから協力とは違います、先生のおっしゃるとおり。将来万一そういうことが拒否されるというような事態が起こればその時点で我々も考
○会計検査院長(大久保孟君) 輸銀の検査の実態につきましては後ほど担当局長から申しますが、我々といたしましては、輸銀に対しましても肩越し検査をするという建前と姿勢で臨んでいるわけでございまして、現在までそれはなかったと。しかし最近におきましてその事案が一件出ておりますので、後ほど局長の方から説明さしていただきます。 その点を踏まえまして、先般、佐藤委員からも院法改正についてはどうなんだというお話がございました
○大久保会計検査院長 お答えいたします。 南方貨物線につきましては、先生御指摘のとおりでございます。すなわち、昭和四十二年三月に着工した南方貨物線建設は、四十七年には完成する予定となっていたにもかかわらず、五十二年度当時まだ完成に至らない状況でありましたので、投資効果の遅延などの点を特記事項として掲記し、また五十五年においては貨物営業全体を特記事項として取り上げておりますが、この中で貨物輸送の基幹施設
○会計検査院長(大久保孟君) それから基本的な問題でございますが、院法改正につきましては、先生御承知のとおり、たびたび当委員会におきまして御議論もあり、また御決議もありまして、その趣旨を体しまして、また我々は憲法上の機関といたしまして十分な検査を行うという立場から申しまして、院法改正をしたいという立場は改正案要綱を内閣に送りました当時と決して変わっておりません。
○会計検査院長(大久保孟君) 輸銀の検査につきましては、ただいま担当局長からお話ししたとおりでございます。我々といたしましても、しないということではなしに、いつでもする態勢で臨んでおるということでありまして、先ほど佐藤先生からの御質問の趣旨につきましては、肩越し検査で我々はもちろん満足しておるわけではございませんが、現在の段階においてはその肩越し検査をしまして、それで特別な支障があるということを現在
○会計検査院長(大久保孟君) 今具体的に輸銀の検査につきましてお話がありましたので、とりあえず担当局長から輸銀の検査の実態について報告させていただきます。
○会計検査院長(大久保孟君) 失礼いたしました。 先ほど農用地開発公団のお話がございまして、これは五十五年度でございますか。
○会計検査院長(大久保孟君) ただいまの御質問の点でございますが、具体的に都市施設等整備事業、特に道路でございますが、これについて、確かに我々としましては毎年検査を行っております。したがって、ある程度の数字はつかんでおるわけでございます。 なお、具体的な問題につきましては後ほど担当局長から答弁させていただきます。 それから、今御質問の中で、都市施設等の整備事業において御指摘のような事態が生じたのはどういう
○会計検査院長(大久保孟君) 昭和五十九年度決算検査報告につきまして、その概要を御説明いたします。 会計検査院は、六十年十月十五日、内閣から昭和五十九年度歳入歳出決算の送付を受け、その検査を終えて、昭和五十九年度決算検査報告とともに、六十年十二月十二日、内閣に回付いたしました。 昭和五十九年度の一般会計決算額は、歳入五十二兆千八百三十三億八千四百七十七万余円、歳出五十一兆四千八百六億二千二百七十一万余円
○大久保会計検査院長 お答えいたします。 最初に会計検査院の海外経済援助に対する検査の状況について申しますと、会計検査院では毎年、外務省、海外経済協力基金等海外援助を実施している機関に参りまして、借款、協定など援助に関する関係書類を検討し、援助は計画どおり執行されているかどうかを検査しております。それとともに、年に一回ないし二回、海外の調査に出かけておりまして、援助の現場におきまして現地所在の我が
○会計検査院長(大久保孟君) お答え申し上げます。 会計検査院が外国に参りまして日本の援助といいますか、でき上がったプロジェクトその他を調査をするということは、あくまで所在している日本政府関係機関から話を聞き、またあるいは相手国の了承を得て見てくる。要するにこの道路ができ上がっているか、これはどうなっているか、そういうことを見まして、そうしてそれについての意見を帰って申し上げると、そういう評価の観点
○大久保会計検査院長 私も直接、先方の院長はどういうお考えか、どういう構想でそういうことをおっしゃったかわかりませんが、我々はまず第一段階として、今検査資料の点検その他具体的に基金において調べておりますので、その検査の徹底を図る段階におきましてこの問題の対応を真剣に検討いたしたいと考えておる次第でございます。
○大久保会計検査院長 お答えいたします。 現在の段階では、具体的な基金、外務省、そういった検査の徹底を図る段階でございまして、その段階において真剣に検討させていただきたいと考えております。その対応を検討させていただきたいと考えております。
○大久保会計検査院長 お答え申し上げます。 ただいま先生のお話で、フィリピンの会計検査院が我が国の検査院と援助問題に関して協力する意向があるということでございますが、両国間で共同して実効のある調査ということになりますと、事柄の性質にもよりますが、両国間の合意を要するものと考えられると思います。 しかしながら、御承知のとおり海外援助は国民の税金、預金等貴重な財源によっているものでありまして、適切有効
○大久保会計検査院長 昭和五十九年度決算検査報告につきまして、その概要を説明いたします。 会計検査院は、六十年十月十五日、内閣から昭和五十九年度歳入歳出決算の送付を受け、その検査を終えて、昭和五十九年度決算検査報告とともに、六十年十二月十二日、内閣に回付いたしました。 昭和五十九年度の一般会計決算額は、歳入五十二兆千八百三十三億八千四百七十七万余円、歳出五十一兆四千八百六億二千二百七十一万余円でありまして
○会計検査院長(大久保孟君) 先ほども申しましたように、藤森通達が出て、かえっていろんな条件があるのに、我々はそれほどしなくてもいいんじゃないかというような御質問だと思いますが、実際は今までの協力を得ていただいた金融機関につきましては、検査の趣旨を十分理解してやられておりますので、藤森通達が出たことによってその姿勢が後退したということはありませんです。
○会計検査院長(大久保孟君) お答えいたします。 従来から協力的であった機関が検査の趣旨を十分理解して協力していただいたものでありまして、その姿勢が後退したというようなことは全くないと承知しております。
○会計検査院長(大久保孟君) 政府系の金融機関の融資先に対する調査の協力につきましては、従来その協力の度合いが十分でなかった北海道東北開発公庫、日本開発銀行等におきましても、たび重なる国会の御決議、御論議、官房副長官通達、その励行に関する内閣あるいは大蔵省の御指導がありまして、検査の目的を達するのに支障のないような協力が得られますようになったとの報告を事務当局から受けております。 金融機関ごとの状況
○会計検査院長(大久保孟君) 先日、先生からそういうお話がございまして、その後の検査の実施状況につきましては担当局長から説明させていただきます。
○会計検査院長(大久保孟君) お答えいたします。 日本プラント協会は当然会計検査の対象になっておりますので、これから調査してまいりたいと思っております。
○会計検査院長(大久保孟君) お答えいたします。 会計検査院といたしましては、今回の問題につきまして深い関心を持っておりまして、検査担当局課の体制の整備を図り、また今お尋ねの点につきましては入念に洗い直しするよう事務当局に指示してございます。以下担当局長から補足さしていただきます。
○会計検査院長(大久保孟君) 昭和六十一年度会計検査院所管の歳出予算案について御説明いたします。 会計検査院の昭和六十一年度予定経費要求額は百五億四千八百六十三万七千円でありまして、これは日本国憲法第九十条及び会計検査院法の規定に基づく、本院の一般事務処理及び検査業務を行うために必要な経費であります。 今、要求額の主なものについて申し上げますと、人件費として九十四億七千八十四万九千円を計上いたしましたが
○会計検査院長(大久保孟君) お答えいたします。 日本企業は相手国政府との契約で例えば入札に参加する、そういうことだと思います。したがいまして、我々が相手国政府が契約したその内容について直接検査するというわけにはまいりません。あくまで基金なり外務省なりの円借款その他の契約書、そういったものを見て判断する。それにはそれだけの資料がなければ我々は判断できないわけなんです。今まではそれができなかったということでございます
○会計検査院長(大久保孟君) 先生御承知かと思いますが、検査院の経済援助に関する検査につきましては、これはあくまで援助対象の契約の実行は相手国政府の行為でありまして、直接これは我々の検査範囲には入りません。我々が直接検査する対象となりますのは、日本における執行機関であります外務省あるいは経済協力基金、そういったところに参りましていろいろと書類を見せていただいてするわけですが、どうしても検査の徹底に困難
○会計検査院長(大久保孟君) お答えいたします。 フィリピンに対する海外経済援助につきましては、五十三年及び五十五年の二回にわたりまして海外の調査を実施してまいりました。現地におきまして主に経済援助の効果という観点から調査をいたしまして、現地の我が国の関係機関あるいは相手国の協力を得まして、援助の効果が発揮されているかどうか、こういう点につきまして調査してまいりました。その間において会計検査報告に
○大久保会計検査院長 国会におきまして検査報告を取り上げて論議するにつきましてどういうふうにやったらいいのか、そのあり方についての御質問と承知しておりますが、当委員会の審査のあり方については検査院の側から御意見を申し上げる立場にございません。強いて意見宣言えと申しますならば、先ほど申しましたとおり、我が方で検査の結果を報告しまして指摘事項を掲げてございますので、その点を論議を深めていただく、そして今後
○大久保会計検査院長 お答えいたします。 毎年、会計検査報告を決算とともに提出しておりますが、国会においてどう対応することを期待しておるかという御質問だと承知しております。この点につきましては、検査院といたしましては会計検査報告に毎年多数の指摘事項を掲げてございます。これはもちろん、御承知のとおり、各省庁におきまして今後そういうことのないようにということを主眼といたしまして指摘しているわけでございます
○大久保会計検査院長 お答え申し上げます。 憲法九十条の、どういうことを期待しているかという御質問でございますが、御承知のとおり、「会計検査院は、常時会計検査を行い、会計経理を監督し、その適正を期し、且つ、是正を図る。」こういうことを期待しているものと承知いたしまして、検査院全員を挙げて検査に取り組んでいる次第でございます。
○大久保会計検査院長 昭和五十八年度決算検査報告につきまして、その概要を説明いたします。 会計検査院は、五十九年十月十二日、内閣から昭和五十八年度歳入歳出決算の送付を受け、その検査を終えて、昭和五十八年度決算検査報告とともに、五十九年十二月十日、内閣に回付いたしました。 昭和五十八年度の一般会計決算額は、歳入五十一兆六千五百二十九億四百五十七万余円、歳出五十兆六千三百五十三億七百十万余円でありまして
○大久保会計検査院長 お答えいたします。 中小企業事業団の融資につきましては、従前から検査上の重要項目といたしまして検査を行い、事業団の協力を得まして、融資対象団体に対する対象事業の遂行状況や経営内容につきまして、徹底した検査を行ってまいっております。 その結果、融資が適切でないという事例を毎年度検査報告に掲載してございます。これらの不当事項について見ますと、五十三年度の六つの事例六千五百万円のうち
○会計検査院長(大久保孟君) 今年度の会計検査院の給与費でございますが、金額につきましては事務当局から説明させていただきたいと思います。
○会計検査院長(大久保孟君) 恐縮でございますが、ちょっと今質問を聞き漏らしたものですから、できましたら、もう一度お願いしたいと思います。
○大久保会計検査院長 お許しをいただきまして、一言ごあいさつ申し上げます。 私、去る十月二十五日、会計検査院長に任命されました大久保でございます。微力ではございますが、全力を尽くしましてその職責を全ういたしたいと存じております。何とぞ御指導、御鞭撻のほど切にお願い申し上げます。(拍手)